くしゃみひとつ、春に残して

3月29日、千秋楽を迎えたTHEATER/TOPSとお別れしてきました

ペテカンが憧れ、ついにはホームグランドとなっていった劇場 THEATER/TOPSのさよなら公演にペテカンは参加させて頂きました。
ペテカン8人でトップスの最後に出演できましたこと、関係者の皆様、ご来場いただきました皆様、そして、応援して下さいました皆様に心よりの感謝をいたします。
ありがとうございました!!!

大治幸雄

まだ
無くなるの
信じられないかなぁ
だってビルまだあるんだもん

どこかのお金持ちさんが
登場して
『私がこのトップスビルを買い取りましょう』

何て事は

無いなっ

まぁしゃあねえ

最後のトップスに
ペテカン8人としても最後に立てて、本当に良かった。
これ無かったら『青春荘2』が、8人でのLASTになる所だったからね
トップスに感謝だぁね

それにしても
楽屋がゴウジャスだったぁなぁ
出演者も豪華(TVで見た事ある人ばっか)
差し入れも豪華(TVで見た事ある有名人からばっか)
面会に来る人も豪華
(兎に角、有名人ばっか)

こんなゴウジャス祭りに
オイラも参加させてもらってホント良かった

新たな出会いもできたしね

どうしたって
別れはいつかやって来るもんだぁ

後は
オイラが覚えておけばいいんだね

そう
ず~~~~~~とね

忘れないぞぉぉぉ

本田誠人

「そしてまたゆっくり突っ走る」

ペテカンのシアタートップスからの旅立ちにして卒業式。
ちょうど季節的にもね、そんな感じの4日間、4ステージ。
千秋楽の舞台の幕が閉じた時に一気に涙が溢れて来てさ。感慨にふけてしまいそうだったんだけど、直ぐに長机&椅子を片付けないといけないから泣いてる暇が無かったね。

今回は濱田とふたりで前説からスタートするという異色なオープニング。毎回微妙にネタ替えもして楽しかった。「漫才が一番面白かった」って言われたのには嬉しいやら悲しいやらだったけど……。

30分間で、8人がずっと出ずっぱりだったり、ペテカンのノンフィクション的なお話だったりと、普段の公演では出来ないことにチャレンジしました。
稽古もみんなでディスカッションを重ねて重ねて、エチュードディスカッションミルフィーユ。約2週間、充実の色濃い稽古でした。

本番終わって楽屋に戻るとレイトショーの東京サンシャインボーイズの方々がスタンバイをされててめっちゃ不思議な光景でしたね。西村雅彦さんや近藤芳正さん、西田薫さんらがいらして。中でも三谷幸喜さんをお見かけした時は「あぁ~ペテカン頑張って来て良かった~」って胸が高鳴った。普通に「おはようございます」って挨拶を交わしたりしてさ。

憧れだった聖地がやがてホームグラウンドとなり、最後の文化祭に参加出来て。
悔いは無いと言えば嘘になる。目標としていたロングランが出来なかったことと『青春荘の人々』のシリーズ物がトップスで二回しか出来なかったことがふたつの悔い。
まぁ、それも最後の4ステージを8人で立てたことで吹っ飛んだかな?吹っ飛んだだろうな。

さぁ、次なるホームグラウンド探しにペテカンはまた“ゆっくり突っ走る”のだ。 

ご来場いただいた皆さま、ペテカンのシアタートップスの舞台に携わっていただいた全てのみなさまに心からの感謝を。
ありがとう。

2009年、春。 本田誠人

齋田吾朗

劇場なんてたかが箱だ。
でもその箱にはたくさんの方々の思いが詰まってたわけで、今回参加して、それをとても強く強く感じた。
シアタートップスありがとう! バカヤロー!

堀 正哉

トップス最後の文化祭を終えて…

数ある小劇場の中で、一番文化を造り出してきた劇場でしょう。
その文化が無くなってしまうのは、とても残念に感じます。

しかしながら、この最後の文化祭に出させて頂いた事を誇りに思います。
ありがとうございました!

羽柴真希

「ラストステージが終えて楽屋に戻ったら、涙じゃなくて嗚咽が出た。
自分の自覚を超えてパワーコントロールの針が激震していたらしい。
そんなんなるのは、何年振りだろうか?
トップスへの感情は、声にならない、言葉にならない、その嗚咽そのものだ、とそう思った。
一生の内に、そういう感情になれるってのは、そうそうあるもんじゃない。
なんだか、自分の人生、まんざらじゃない気がした。

そして…。
このイベントでたくさんの方々にお会いして、たくさんの「粋」を感じて、トップスの凄さを改めて感じました。

「十秒後の世界ですら」誰にもわからないのだから。
その先の世界を目指して…!!

長峰稔枝

本当に終わってしまったんだなぁ。

トップスが本当に好きだった。
憧れて、憧れて、憧れた劇場。

8人でいっぱいいっぱいの楽屋・必ず頭をぶつける奈落・舞台奥、外階段から眺める新宿・客席に向かう狭い階段・楽屋のカクスコのサイン入り冷蔵庫・壊れて大きな声でないと伝わらない内線電話・ロビー・客席・そして舞台。

◆シアタートップス◆
何もかもが『愛しい』と思える、思わせる劇場には、そうそう出会えないと思う。
「愛しい」劇場の最後に立ち合えた事、立てた事に心から感謝しています。

『シアタートップス』

ありがとう…。

濱田龍司

22日にトップスラストステージを終え、楽屋に帰ってくると劇場の菊池さんが出迎えてくれた。僕が握手を求めると菊池さんは涙を流して応じてくれた。僕にもこみ上げる物があった。
その日の打ち上げは夕方16:00から。充実感と言うよりは、脱力感や喪失感なのか、やりきったすがすがしさとは少し違う、疲労感が襲ってきた。
いつもなら、少し無理をしても前向きなコメントをする立場の僕だけど、いや、決して後ろ向きになってる訳ではないんだけど、今回ばかりは少しだけ余韻を引きずりたい気持ちになった。
大丈夫、ペテカンは解散しないし、次の本公演も決まってる、その前にプロデュース公演もすぐあるし、その準備はすでに始まっている。来年の事も具体的に考え始めているし、それはペテカン15周年の企画でもある。立ち止まってる場合じゃ無いし、そんなつもりも無い。
ただ、今回だけは、少しだけ、そう、ほんの少しだけ、立ち止まり、過去を振り返る時間をTOPSにもらったんだと思う。
そしてその時間はペテカンにとって、そして僕にとっても必要な時間だったんだと深く思う。
そんな中、あらためてしみじみ思った、劇団って言うのは良い劇場と、良いお客さんに育てて頂くものなんだなぁと。
今一度、もう一度、いや何度でも、THEATRE/TOPSに感謝です。今まで本当にありがとうございました。
そして、今までペテカンを支えて下さった、沢山のお客様、本当にありがとうございます、これからもペテカンをよろしくお願いします。

なんだかしめっぽくなてしまった感が否めないが、まぁ、たまには、こんなんも良しとして下さい。

しめっぽいついでに、29日の千秋楽終了後、今回の『最後の文化祭』出演者、関係者、スタッフ、合わせて100名以上の打ち上げパーティーがTOPSの劇場内で行われました。
客席で、舞台上で、奈落で、楽屋で、外階段で、TOPSのありとあらゆる場所で酒を飲み、落書きを残し、涙なんかも流れたりしながら、最後のお別れをしてきました。
そして、TOPSの元支配人、佐々木さんとの再会・・・。すみません、この方のお話を始めてしまうと、本当に書ききれなくなってしまうので、ご想像にお任せします。ただ、ペテカンはこの方に見いだされ、TOPSをホームグランドとする事が出来、そしてある時TOPSからこつ然と姿を消した、伝説の支配人とだけ記しておきます。

名残惜しい中、お開きの時間になった時、今回の舞台セットであったTHEATER/TOPSと言うロゴのPの字を無理矢理ばらして持って帰って来てしまいました。その証拠写真は本田誠人ブログ「まがなすきがな」に載ってます。

なんだか、まだまだ未練たらたらな感じですが、あえて正論で締めくくっておきます。

卒業は終わりじゃない、新しい旅立ちの始まりなんだって事。

四條久美子

ペテカンのペテカンによるペテカンのための作品すぎて、お客様にどう映るかいささか不安ではありましたが、実は個人的には演じるのがとてつもなく楽しい漫才でした。
これからもペテカンを宜しくお願いいたします。